6/2 HPCセミナー 「パフォーマンス向上のための栄養戦略」
講義内容
栄養情報のとらえ方 |
青地 克頼 |
NPO法人日本健康運動指導士会 副会長、聖徳大学 准教授 |
わたしたちの周りには、多くの栄養情報が氾濫しています。この講義では、栄養とは?情報とは?という基本的な概念を踏まえ、わたしたちが捉えるべき栄養情報 の理論体系に触れてみます。
栄養素の機能については、科学の進歩により解明されたことは疑いの余地もありませんが、わたしたちは毎日栄養素を直接摂取しているのではなく、食事を中心に食物を摂取して います。食べ物は食品から構成されており、従来から食品の中の栄養素の機能が一人歩きしてきました。スポーツの中では、勝つため・パフォーマンスをあげるための食品について論じられて きました。本来の食品の機能領域は何であるのか触れてみます。
また、情報とは時間的な流れの中で、その伝達手段は大きく変容を遂げました。情報社会と言われる中でわたしたちがど のように情報に向き合えば良いのか、あるいはその情報からどうのように意思決定したら良いのか、共に考える機会となることを願っております。
フィジカル強化を目的とした栄養サポートの取り組みについて |
小井土 幸恵 |
管理栄養士 |
選手数が100名を超えるようなスポーツチームにおいて、選手ひとりひとりのニーズに応じたサポートをすることは非常に難しいです。
本セミナーでは、大学アメリカンフットボールチームにおける数名の選抜選手への個別サポートの実施例から、チームスポーツにおける個別サポートがチームへどのような効果をもたらすかに ついて検討した内容を発表します。
また、アメリカンフットボールの競技特性やポジション特性から、ポジションごとに求められるフィジカルの要素と身体づくりについて考察し、増量 を目的とした栄養サポートの実施についてまとめました。
バドミントン日本代表チームに対する栄養サポート |
井上(松本) なぎさ |
管理栄養士、健康運動指導士 |
東京2020オリンピック・パラリンピックを2年後に控え、トップスポーツ選手の国際競技力向上に向けて、国立スポーツ科学センター、スポーツ庁の委託事業である日本スポーツ振興センター・ハイパフォーマンス・サポート事業、民間企業、競技団体の栄養スタッフなど、様々な立場からスポーツ栄養の分野に携わっています。
本セミナーでは、国立スポーツ科学センターにおけるバドミントン日本代表チームへの栄養サポートの取り組みを交えながら、「トップスポーツ選手に対する栄養サポートに求められるもの」について、私なりの考えを紹介します。
詳細
日にち | 2018年6月2日(土) | ||
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時 間 | 13:00~17:50(受付 12:30~) | ||
会 場 |
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定 員 | 35名 | ||
料 金 | NSCA会員7,290円、一般10,935円(税込) | ||
後 援 | NPO法人日本健康運動指導士会 |
当日の持ち物
・会員証(NSCA会員の方)
・筆記用具
・ノート
・飲み物等(会場内に自販機はあります)
注意事項など
・会場は土足禁止です。下駄箱とスリッパは用意しておりますが、気になる方は、靴袋および室内履きをご持参ください。
・会場に駐車場はございますが、予約は承っておりません。空きがあればご利用いただけますが、満車の場合は近くの有料駐車場をご利用ください。
・近隣にコンビニエンスストア、スーパーはありますが、レストランなどはございません。
・昼食は会場内でお召し上がりいただくことが可能です。
・領収書が必要な方は、HPC ウェブサイトの「マイアカウント」からご印刷ください。
・受付開始時刻より早くお越しになっても、お待ちいただく場所はございませんのでご注意ください。
CEU
0.45(カテゴリーA)
【他団体単位】
・健康運動指導士・健康運動実践指導者: 講義4.5単位
・JAFA/GFI: 4.5単位
※遅刻・早退・途中退席があった場合は、CEU 付与を行いませんので、予めご承知おきください。